2018年11月7日水曜日

沖縄の昆布料理

沖縄の昆布料理


    H3.9.8(日)
まみちゃんから利子に渡された新聞記事から

沖縄の料理には、昆布(コンブ)欠かせない。
足てぃびちぃ、ソーキ汁、血イリチャーなど、庶民の料理には必須の材料だ。
統計によると、沖縄県民の昆布の一人あたりの消費は、富山とならび日本一である。
昆布の生産されない沖縄でなぜ北海道の昆布が、食文化として育ったのか。
大石圭一さんの「昆布のみち」(第一書房)によると、沖縄と昆布の関係は、琉球国(沖縄)が清国(中国)と行なっていた朝献貿易に江戸時代の末期、薩摩藩が昆布を持ち込んだことに始まるという。
琉球国を通じて昆布は清国に朝貢され、代わりに製薬原料や唐物が北陸路に運ばれた。
この昆布貿易から北海道から沖縄への「昆布の道」ができ、食文化の素地となった。多くの「道」もこのように人の往来と物流の中で生まれてきた。交通、通信手段の発達した今日、その広がりは地球的である。


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